2015年04月03日
植物を治療するときの、多くの勘違いとは?

植物を治療するときの、多くの勘違いとは?
こんにちは、植物医のありきよです。
今日は、植物を治療する施工についてお話します。
貴方は、何故樹木を治療するのに活性炭、骨リン、パーライトを使うかわかりますか?
樹勢回復施術としては、土壌改良資材として、以下の物を使用しますが?
使い方を間違えると、樹木がかれる可能性が高いです。
1.活性炭は、炭です。
※炭酸同化作用を促す為に、使います。
2.骨リンは、カルシウムです。
※骨を焼くとリンに、所謂灰になる訳ですが、狂牛病の関係で骨粉がなくなり、代わりに鶏などの骨と灰を足した物を使います。
3.パーライトは、焼いた石です。
※樹木などの、土壌面はカラカラで水が無かったり、余りにも水が流れてきたりと、樹木の為の環境を作らないと、人間本位で考えていくと、
樹木等を守れません。
したがって、焼いた石で、水の吸収と排出両方がやれるという事で、優れ物なんです。
但し、此処からが本題です。
骨リンと炭は決して、混ぜてはいけません。
理由は、ガスがでるからです。
ガスは、所謂発酵ガスです。
パーライトはもともと、無機物ですから、反応しません。
あっ‥・また、機会があれば、有機化学も教えていきますね。
ではまたです。